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ウェスタンカンファレンス第3シードのロサンゼルス・クリッパーズは現地19日、ファーストラウンド(7回戦制)第1戦で第6シードのサンアントニオ・スパーズに107対92の完勝を収めた。
クリッパーズは昨季王者を相手に試合を優位に進め、第3Qにクリス・ポールとブレイク・グリフィンを中心とした24対10のランで点差を広げた。ポールは32得点、グリフィンは強烈なダンクを連発して26得点、12リバウンドと活躍。ジャマール・クロフォードも17得点でチームに貢献した。
グリフィンは「ただアグレッシブに行きたい。いまは守りに入る時ではない」と気合十分。ドック・リバースHCは「相手はディフェンディング・チャンピオンだ。それは変わらない。自信はあるが、謙遜になって相手をリスペクトしなければならない」と胸を借りる姿勢を強調した。
一方のスパーズはティム・ダンカンが11得点、11リバウンドのダブルダブルを記録したものの、トニー・パーカーは序盤に足首をくじくなどで10得点、マヌ・ジノビリも10得点に終わった。ティアゴ・スプリッターは故障から復帰したが、10分弱の出場にとどまった。
スパーズのグレッグ・ポポビッチHCは「この試合は相手の守備が我々の攻撃を上回った」とこの日のクリッパーズのプレーを評価。ダンカンも「彼らのほうが持続力があった」と相手を称えていた。
なお、スパーズはハーフタイム前に相手のデアンドレ・ジョーダンに対して故意にファウルをする戦術を取ったが、大きな効果は得られなかった。ジョーダンはこの試合、フリースロー12本中5本を沈めた。(STATS-AP)
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