D.ローズが23得点、ブルズがバックス下しPO初戦を制す
イースタンカンファレンス第3シードのシカゴ・ブルズは現地18日、第6シードのミルウォーキー・バックスとのファーストラウンド（7回戦制）第1戦に103対91で快勝。3年ぶりのプレーオフとなったデリック・ローズが23得点、7アシスト、ジミー・バトラーが25得点でチームをけん引した。
2012年のフィラデルフィア・セブンティシクサーズとのプレーオフ初戦で、前十字靭帯断裂の重傷を負って以来のプレーオフ進出を果たしたローズは、前半から果敢にゴールへアタックし、後半には3本のスリーポイントシュートを成功。この日は16本中9本のフィールドゴール（FG）を決め、プレーオフでのローズのユニフォーム姿を待ちわびていた地元ファンからは「MVP！ MVP！」の大合唱を受けた。
ローズは「今日は3つだけ目標を決めてきた。楽しむこと、何も予想しないこと、そして競うことの3つだ」とコメント。チームメイトのジョアキム・ノアは、「彼は特別な選手だよ。コートで楽しみながらプレーしている姿を見ていると、こちらも特別な気分になる」とローズのプレーオフ復帰を喜んだ。
ブルズは、前半にバトラーが17得点、ローズが12得点を挙げ、前半を60対51で折り返した。ハーフタイム明けのバックスの反撃で、第3Q序盤に3点差に迫られたが、ローズがスリーを立て続けに3本決めるなど15対7のランを仕掛け、試合の主導権を渡さなかった。
ブルズは19ターンオーバーを喫したが、リバウンド数は52対41で上回り、ミスを帳消しにした。パウ・ガソルが13リバウンド、ノアとタージ・ギブソンが11リバウンドで援護した。
昨季リーグワーストのシーズン15勝から、今季は41勝と大躍進を遂げたバックスは、クリス・ミドルトンが18得点、アーサン・イリヤソバが15得点をマーク。ジェリッド・ベイレスは「多くのチームメートにとって今回が初のプレーオフだ。緊張はかなりあったが、今日で落ち着いたから、次の試合では大きなチャンスを掴むよ」と20日の第2戦での挽回に意欲を見せた。（STATS-AP）
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