S.カリー34得点、ウォリアーズがPO初戦でペリカンズ下す
ウェスタンカンファレンス第1シードのゴールデンステイト・ウォリアーズは現地18日、ホームで第8シードのニューオーリンズ・ペリカンズを106対99で退け、ファーストラウンド（7回戦制）を白星発進とした。
レギュラーシーズンにリーグ最多の67勝を挙げたウォリアーズは、圧倒的な守備力でペリカンズのオフェンスを封じ、第1Q終了時に15点リードと早々に主導権を握った。ハーフタイムまでに18点差、第3Q終盤には25点差までリードを拡大。食い下がるペリカンズがアンソニー・デイビスの活躍を原動力に怒とうの追い上げを見せ、第4Q終盤に4点差まで詰め寄られたが、フリースローでつなぎ逃げ切った。
ステファン・カリーは、MVP候補にふさわしいパフォーマンスを披露し34得点を挙げ、「試合を通じて集中していた」とコメント。「相手が後半にランを見せたときには、変な緊張感があったが、プレーオフではあらゆることを想定する必要がある。コート上では、試合に影響を与えられるよう一生懸命プレーするだけ」と語った。
ウォリアーズはカリーのほか、クレイ・トンプソンが21得点をマーク。ドレイモンド・グリーンが15得点、12リバウンド、7アシスト、アンドリュー・ボガットが12得点、14リバウンド、5アシストと、インサイドで圧倒した。
ペリカンズは、プレーオフ初出場のデイビスが第4Qに20得点と爆発し、合計35得点、7リバウンドをマーク。「チーム全体がナーバスになっていたと思う。このユニットでは今日が初めてのプレーオフ。試合のペースは良かったし、スピードもあったけれど、精神面で浮き足立っていた」と初の大舞台を振り返った。
クインシー・ポンデクスターが20得点、エリック・ゴードンが16得点をマーク。ポイントガードのタイリーク・エバンスは、前半に左ひざを痛め退場となった。MRI検査を受ける予定で、今後のシリーズの出場は未定となっている。（STATS-AP）
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