P.ピアースがけん引、ウィザーズが延長戦制し好スタート
NBAでは現地18日、いよいよプレーオフ2015が開幕。イースタンカンファレンスのワシントン・ウィザーズ（第5シード）対トロント・ラプターズ（第4シード）のファーストラウンド第1戦が、先陣を切って行われた。試合は延長戦の末、ウィザーズが93対86で勝利し、好スタートを切った。
ウィザーズは、ボストン・セルティックスでリーグ制覇を果たしているポール・ピアースが、延長戦で5得点とベテランの存在感を見せつけ、この日は合計20得点をマーク。延長戦では、この試合4本目となるスリーポイントシュートで先制し、流れを引き寄せた。
ピアースは、「こちら側の重圧を取り除き、今度は相手にプレッシャーをかけることができる」と、敵地でのシリーズ初戦で勝利することの重要性を説いた。また、ランディ・ウィットマンHCは、ピアースの活躍について「とてもすばらしかった。オーバータイムの先制点となった彼のスリーポイントシュートで勢いに乗ったと思う」と語った。
ウィザーズはピアースのほか、ネネが12得点、13リバウンド、ブラッドリー・ビールが16得点、ジョン・ウォールとケビン・セラフィンがそれぞれ10得点だった。
ラプターズは、ファウルアウトになったカイル・ローリーと交代したグレイビス・バスケスのスリーポイントシュートで、第4Q残り25秒に82対82と追いつき、延長戦に持ち込んだ。プレーオフ初戦で球団初の白星スタートを切ることはできなかったが、引き続きホームで行われる第2戦で巻き返しを図る。
アミア・ジョンソンが18得点、ダマー・デローザンが15得点、11リバウンドをマーク。ルイス・ウィリアムス、パトリック・パターソン、バスケスの控えメンバーがともに10得点をマークするなど、48対38とベンチの得点が先発陣を上回った。（STATS-AP）
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