5年ぶりキャブスで優勝狙うレブロン、セルティックスに雪辱誓う
2015-04-18
クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムスが、5年ぶりに迎える地元でのプレーオフに意欲を見せている。
イースタンカンファレンス第2シードのキャブスは現地19日、ホームで第7シードのボストン・セルティックスとプレーオフ1回戦（7回戦制）の第1戦を行う。レブロンはこれまでに25回、プレーオフでセルティックスと対戦。2010年のカンファレンス準決勝第6戦でセルティックスに敗れた際、キャブスのユニホームを乱暴に脱いだ姿は印象的なシーンとして記憶されている。レブロンは、フリーエージェントになったその年のオフ、マイアミ・ヒートに移籍した。
レブロンは17日の練習後、因縁の相手であるセルティックスとの対戦について「あのシリーズで彼らに負けたことは、いつまでも頭から離れなかった」とコメント。「今回のシリーズを楽しみにしている」と、士気を高めている。
キャブスは、夏にケビン・ラブをトレードで獲得し、レブロン、カイリー・アービングと“ビッグスリー”を結成したことで優勝候補の一角に躍り出たが、前半は19勝20敗と期待外れのスタート。しかし、JR・スミス、ティモフェイ・モズコフらを獲得すると1月15日から34勝9敗と一気に勢いを増し、イースト第2シードを射止めた。
ヒートで2度のリーグ制覇を果たしたレブロンが目指すのは、自身3度目の優勝。キャブスで実現することができれば、輝かしい自身のキャリアをさらに彩るだけでなく、クリーブランドの街に1964年以来となる悲願の優勝をもたらすこととなる。（STATS-AP）
