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プレーオフ進出を逃したオクラホマシティ・サンダーのスコット・ブルックスHCは現地16日、「来季もHCを務めるつもりだ」と解任される恐れはないと述べた。
サンダーは今季45勝37敗の成績を残したがウェスタンカンファレンス9位に終わり、2008-09年シーズン以来初めて、レギュラーシーズンで敗退した。過去4シーズンで3回カンファレンス決勝に進み、12年にはファイナル進出を果たしたが、ケビン・デュラントとラッセル・ウェストブルックの2大スターを抱えながら優勝できていないことに批判が向けられている。昨シーズン最優秀選手(MVP)のデュラントは4度の得点王を誇り、ウェストブルックも今季初の得点王に輝いた。
ブルックスHCは「いつだって憶測は流れるし、周囲がどうなろうと自分のやるべき事をする必要がある」と、HCの仕事にはうわさと向き合うことも含まれていると示唆。今季は初めから終わりまで多くの故障者に悩まされたが、シーズン最終戦まで諦めずに最後まで戦ったと胸を張った。
今季サンダーはデュラントが右足の骨折により27試合の出場にとどまり、守備の要サージ・イバカは右ひざの手術を受けてシーズン最後の1カ月を欠場した。ウェストブルックも開幕からの14試合を欠場し、その間チームは4勝10敗と出遅れた。このほか、ニック・コリソンやスティーブン・アダムス、アンソニー・モローらもシーズン中に離脱するなど、チームに故障が絶えなかった。
デュラントは「俺たちを励まし、自分にできる最高の仕事をした」とブルックスHCを支持。ウェストブルックは「彼の陰での努力はもっと評価されるべき」との見解を示し、イバカも故障者が続出した今季で評価するのはフェアじゃないと、そろって擁護した。(STATS-AP)