引退表明のS.マリオンが劇的ダンク、キャブス延長戦制す
クリーブランド・キャバリアーズは現地15日、地元でワシントン・ウィザーズと対戦。延長戦の末に113対110で退け、勝利で今季のレギュラーシーズン全日程を終えた。
プレーオフを見据え、レブロン・ジェイムスを休養させたキャブスは、その他の先発メンバーも前半のみプレー。控えのマシュー・デラベドバが18得点、12アシストと気を吐いた。
そのデラベドバが、延長戦残り9.1秒には111対108と3点リードにする貴重なフリースロー2本成功。今季限りでの引退を表明しているベテランのショーン・マリオンが、スティールから勝利を決定づけるダンクシュートを決めると、祝福するチームメートにもみくちゃにされた。
ケビン・ラブがハーフタイムまでに19得点をマーク。カイリー・アービングは、第2Q残り3分で交代し、あとはプレーオフに向け体力を温存した。
19勝20敗と期待外れのスタートを切ったキャブスだったが、シーズン途中のトレードでイマン・シャンパート、JR・スミス、ティモフェイ・モズコフを獲得し、1月15日以降は34勝9敗をマーク。レブロンは「俺たちは正しいプレーをしている。勝っても、負けても、引き分けだったとしてもだ。自分達のスタイルに忠実にプレーすることで、プレーオフに向けていいチーム作りができている」と語った。
なお、イースタンカンファレンス第2シードのキャブスは、19日のプレーオフ1回戦で、第7シードのボストン・セルティックスと対戦する。
一方、ウィザーズは、マーテル・ウェブスターが20得点、ラスール・バトラーが17得点をマーク。ダブルオーバータイムに及んだ14日のインディアナ・ペイサーズ戦に続き、2試合連続の延長戦となった。
18日から始まるトロント・ラプターズとのプレーオフ1回戦に備え、キャブスと同様に、先発を温存。ジョン・ウォール、ブラッドリー・ビール、ポール・ピアース、ネネが欠場、マーチン・ゴータットは14分間のみプレーした。（STATS-AP）
●試合結果データはこちらから＞＞
●試合結果一覧はこちら＞＞
