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サンアントニオ・スパーズは現地10日、敵地でサウスウェスト地区ライバルのヒューストン・ロケッツに104対103で競り勝ち、10連勝を飾った。この結果、スパーズはウェスタンカンファレンス6位から3位にジャンプアップし、3位だったロケッツは一気に6位に転落した。
スパーズは後半、フリースローが苦手なロケッツのジョシュ・スミスに対し意図的にファウルをする“ハック・ア・スミス”作戦で、ジェイムス・ハーデンの手からボールを遠ざけることに成功。リーグトップの1試合平均27.6得点のハーデンを、この日はわずか16得点に封じ込めた。
それでも4点リードの第4Q残り1分半から意地を見せるハーデンの反撃を受け、残り28秒に104対103と1点差のピンチを迎えたが、ティム・ダンカンがロケッツの最後の攻撃でハーデンのドライビングレイアップシュートをブロックし、勝負を決めた。
ダンカンはチーム最多の29得点をマーク。第4Q残り35秒にレイアップシュートを外しており、「最後にミスを挽回できて良かった」とチームへの貢献を喜んだ。
一方のロケッツは、スミスがチーム最多の20得点。スパーズから故意のファウルを12回受けたが、フリースロー成功は26本中わずか12本だった。スミスは「いい戦略だよ。自分としては自信を持ってフリースローラインに立ったが、ほとんどのシュートを決められなかった」と反省を口にした。(STATS-AP)
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