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インディアナ・ペイサーズのフォワード、クリス・コープランドが現地8日未明、マンハッタンのナイトクラブ近くの路上で、男にナイフで左ひじと腹部を刺された。コープランドのガールフレンドと、容疑者の男と一緒にいたとされる女性も創傷を負った。
地元警察によると、事件は8日午前4時前、マンハッタンの人気クラブ「1Oak Club」の店の外で起きた。コープランドとガールフレンドが路上で口論をしていたところ、22歳の男が仲裁に入ったが、口論がさらにエスカレートしたところで、男がナイフを取り出し振り回し始めた。警察が駆け付けるまで、コープランドの運転手が男を取り押さえていたという。
コープランドは左ひじと腹部を刺され、ガールフレンドも腕と胸を切りつけられた。男と一緒にいたとみられている女性も腹部に切り傷を負った。3人は病院に搬送され、現在は安定した状態だという。
ペイサーズのフランク・ボーゲルHCは、コープランドが負傷したひじと腹部に手術を受け、一晩入院するとコメント。また、同選手がレギュラーシーズンの残りの試合を全休するかは、まだ分からないと付け加えた。
なお、偶然同じクラブに居合わせたアトランタ・ホークスのペロ・アンティッチとタボ・セフォローシャが、警察が取り調べをしようとした際に妨害したとして逮捕された。両選手は、8日のブルックリン・ネッツ戦のため現地入りしてた。
アンティッチとセフォローシャは出廷し、公務執行妨害と治安を乱す行為で起訴されたが、保釈金なしで釈放された。両選手の弁護士は、2人ともいかなる罪も犯していないとしている。
プレーオフまで2週間を切った中での不祥事に、両選手はチームを通じて共同の謝罪文を発表。「ホークスの一員として、自ら高い水準を保ち、プロとして自分たちの役割を真剣に受け止めている」とし、嫌疑に対しては適切な時期に申し立てを行う考えを示した。(STATS-AP)