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肺血栓で療養中のマイアミ・ヒートのクリス・ボッシュが現地9日、約1カ月ぶりにチームに姿を現し、順調な回復ぶりを見せるとともに、自身をサポートしてくれたファンたちに感謝の意を示した。
放置すれば死に至る可能性もある肺血栓と診断されてから、約1カ月ぶりにチームと顔を合わせたボッシュ。ボストン・セルティックス戦の前に7分間のインタビューに応じ、「この場にいられるのは、本当にみんなの愛とパワーのおかげ。望んでいる状況とは違うが、ぜいたくは言っていられない。ここに立っていることができて本当に幸せだよ」と現在の心境を述べた。
ボッシュは現在、身体活動をかなり制限されており、最近ようやく近所に限り車の運転が許可されたばかり。しかし、今月下旬には通常の運動を行えるようになる可能性があり、9月の復帰を目指している。「バスケットボールの全てに感謝するようになった。自分が愛し、これからも愛し続けていくものだ」とプレーへの情熱を再確認した。
この日、久々にコートにも立ったボッシュは、ファンに対し「一人ひとりのみんなからの愛にありがとうを言いたい」と感謝の言葉を述べると、熾烈なプレーオフ争いをしているヒートへのさらなるサポートを求めた。その後、ボッシュはチームメートとともに国歌を斉唱。そして、ベンチで声援を送るなど、試合の雰囲気を楽しんでいた。(STATS-AP)