ホークス、殿堂入りD.ウィルキンス氏の銅像を公開
2015-03-06
アトランタ・ホークスは現地5日、歴代最高のスラムダンカーのひとりとして知られ、“ヒューマンハイライトフィルム”と呼ばれたドミニク・ウィルキンス氏の銅像を、チームの本拠地フィリップス・アリーナで公開した。
高さ13.5フィート（約4メートル）の銅像は、現役時代のウィルキンス氏が右手でボールを掴み、今まさにスラムダンクを決めようとしている姿を表したもの。リーグのアダム・シルバー・コミッショナーは、「NBAの歴史の中でもっともエンターテインメント性の高い選手だった」と、数々の輝かしい成績を収め、2006年に殿堂入りを果たした同氏を称えた。
そして、同コミッショナーは「この銅像は、彼のコート内での活躍を称えるだけのものではない。地域社会への貢献など、コートの外での功績も象徴したものだ」と話した。また、ウィルキンス氏も「私以上にこの球団を愛している人間はいない。私の中に流れる血はホークスのもので、他でプレーしていた時は変な気分だった」と述べ、心は常にホークスの一員だったと語った。
ウィルキンス氏は、1982年のデビューから1993-94シーズンまでキャリアの大半をホークスでプレー。ボストン・セルティックス、サンアントニオ・スパーズなどにも所属し、通算1074試合の出場で24.8得点、2.5アシスト、6.7リバウンド、フィールドゴール（FG）成功率46.1％、フリースロー成功率81.1％のキャリアアベレージを記録した。なお、ホークスはウィルキンス氏が現役時代につけていた背番号「21」を永久欠番に制定している。（STATS-AP）
