ブルズに打撃、D.ローズに続きJ.バトラーが左ひじ故障で離脱
2015-03-03
シカゴ・ブルズは現地2日、オールスターガードのジミー・バトラーが左ひじじん帯の捻挫と診断され、3〜6週間欠場すると発表した。ブルズは、元シーズンMVPのデリック・ローズが2月27日に右ひざ半月板損傷の手術を受けたばかりで、プレーオフ開幕近くまで、先発バックコート抜きで戦うことを余儀なくされた。
1試合平均プレー時間がリーグ最長で、チームの得点リーダーでもあるバトラーは、1日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で相手チームのデアンドレ・ジョーダンと接触し、ひじを負傷。2日にMRI検査を受け、捻挫が確認された。なお、手術の必要はないとのこと。
現在37勝23敗のブルズは、クリーブランド・キャバリアーズと0.5ゲーム差でセントラル地区首位。イースタンカンファレンスでは、2位のトロント・ラプターズを1.0ゲーム差で追っている。しかし、主力に多くの故障者を抱えており、今後数週間は厳しい台所事情が続く。
ブルズでは他にも、シックスマンのタージ・ギブソンが左足首を故障中。オールスターのパウ・ガソルは、1日のクリッパーズ戦を体調不良を押して出場し、フィールドゴール（FG）13本中わずか2本の成功にとどまった。
ベテランのカーク・ハインリックは「何もせず、自分たちを哀れんでいることはできない。他の誰も我々を同情してくれない。自分たちで道を探さないと」と語った。
バトラーの代役として、トニー・スネルが先発を務める。スネルは過去10試合の平均が13.5得点と好調を維持している。（STATS-AP）
