キングスがG.カール新監督の就任記者会見
2015-02-18
サクラメント・キングスのジョージ・カール新HC（63歳）が現地17日、就任記者会見に臨み、リーグ優勝の夢をもう一度追いかけてみたかったと語った。
監督として通算1131勝を挙げているカール新HCは、通算1000勝以上を成し遂げた9人の歴代監督のうちの1人。シアトル・スーパーソニックス時代にNBAファイナル進出を果たし、デンバー・ナゲッツでの最後のシーズンとなった2012-13シーズンには最優秀コーチ賞に輝いた。
ナゲッツを指揮していた2013年にプレーオフ1回戦でゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れたのち解任され、その後はESPNの解説者を務めていたカール新HCは、「練習場が恋しかったし、バスケットボールの試合は私にとってかけがえのないものなんだ。もう一度、リーグ制覇を狙いたかった」と久々の現場復帰にかける思いを語った。
キングスは、2006−07シーズン以降プレーオフに出場しておらず、シーズン成績も負け越しが続いている。今季はマイク・マローン前HC下で好スタートを切るも、11勝13敗の時点で更迭。タイロン・コービン氏があとを引き継いだが、7勝21敗と功を奏さず、わずか2カ月で再び指揮官交代となった。カール新HCは、今季3人目のHCとなる。
カール新HCは、試合に勝てる才能ある選手をキングスは十分に擁しているとし、デマーカス・カズンズをリーグで最も器用なビッグマンと称賛。また、ルディ・ゲイ、ダレン・コリソン、将来有望のベン・マクレモア、ニック・スタウスカスらをコーチするのが今から楽しみだと意欲を見せた。（STATS-AP）
