ブレイザーズのT.ストッツHC、「ここまでの出来に満足している」
2015-02-17
オールスターブレイクまでの前半戦を昨季と同じ36勝17敗で終えたポートランド・トレイルブレイザーズ。テリー・ストッツHCは現地16日、好成績で折り返した喜びよりも、安堵の気持ちのほうが大きいと語った。
ブレイザーズは今季、開幕からの21試合でわずか4敗という好スタートを切ったが、その後は相次ぐ故障者に見舞われた。先発メンバーだけでも、合わせて35試合を欠場。それでも、ノースウェスト地区首位、ウェスタンカンファレンスで3位タイと好位置につけている。
ストッツHCは「ここまでの出来に満足している。昨年より状況は厳しいが、チームはよく逆境と闘ってきた」と自らのチームを評価。「まだ先は長い。だが昨年のこの時期はみんな健康だったし、我々は好成績を予想されていないサプライズチームだった。その点で昨年とは感じ方が異なる」と、同じ成績でもメンタル面での違いがあるとした。
昨季のブレイザーズは、オールスターブレイクまでのすべての試合で同じ先発メンバーが出場。シーズン54勝を挙げ、プレーオフでは2000年以来となるカンファレンス準決勝進出を果たした。一方、今季はここまで13通りの先発ラインナップが試されている。
スリーポイント成功数で、ステファン・カリー（ウォリアーズ）とカイル・コーバー（ホークス）と同じ今季リーグ最多の161本を記録しているウェズリー・マシューズは、故障者続出の中でブレイザーズが安定した成績を残しているのは、「チームが成長している証し」と語り、「ベンチメンバーがプレータイムをもらって成長したんだ。それがチームを強くしてくれた」と胸を張った。（STATS-AP）
