低迷続くキングス、新HC候補にG.カール氏が浮上
2015-02-08
サクラメント・キングスが、マイク・マローン前HCの後任について、デンバー・ナゲッツなどでHCを務めたジョージ・カール氏と交渉を進めていることが、関係者の話で分かった。米『Yahoo! Sports』のウェブサイトが現地7日に伝えている。
キングスは、12月中旬にマローン前HCを解任してからの24試合で18敗、ここ11試合では10敗と復調の兆しが見えていない。現在は、タイロン・コービンACが暫定的にチームを指揮している。同サイトによると、キングスは引き続き、カール氏の代理人と話し合いを行っていくとのこと。
なお、カール氏はキングスに対してフロント職に関わることなくコーチ職にのみに専念したい意向であると明言したもよう。また、オールスターセンターのデマーカス・カズンズの大ファンであることも伝えたという。
さらに同サイトによると、キングスは先日ジャック・ボーン前HCが解任され空席となっているオーランド・マジックの監督のポジションにも、カール氏が関心を示すのではないかと懸念しているようだ。
カール氏は、NBA監督としての通算成績が1131勝756敗で、勝利数はリーグ歴代6位。2004年に監督に就任したナゲッツで、現キングスGMのピート・ダレッサンドロ氏とともに働いた。2012-13シーズンに最優秀監督賞に選ばれたが、その年のオフに解雇されている。
