ニックスA.スタウダマイヤーがバイアウト検討
2015-02-07
ニューヨーク・ニックスのアマレ・スタウダマイヤーが、オールスターブレークを利用し、プレーオフ出場の可能性があるチームと契約を結ぶためにチームにバイアウト（契約買い取り）を要請するかどうかを検討する予定であることが分かった。
これは、米サイト『Yahoo! Sports』が現地6日に伝えたもの。スタウダマイヤーは同サイトのインタビューで、簡単な決断ではないとしながらも、オールスターブレーク期間中に今季の残りのシーズンについて家族と一緒に考えたいと語った。
6日のブルックリン・ネッツ戦で右足首のねんざから復帰したスタウダマイヤーは、今季が5年総額1億ドル（約119億円）の契約最終年。今季の年俸は2340万ドル（約27億9000万円）と高額で、ニックスが今月19日のトレード期限までに引き取り先を見つけるのは不可能とみられる。
ニックスは目下、シーズン成績10勝39敗でリーグ最下位から2番目とプレーオフ出場は絶望的。しかし、最近は復調の兆しも見えつつある。
スタウダマイヤーはバイアウトについて、現時点ではあらゆる可能性を考慮にいれているとコメント。同時に、ニックスのメンバーとして現状を受け入れ、前向きな態度を保つべきと語った。
スタウダマイヤーがフリーエージェントになった場合、かねてよりバイアウトの選手への興味を示しているロサンゼルス・クリッパーズ、ビッグマンを探しているダラス・マーベリックスとポートランド・トレイルブレイザーズが獲得に名乗りを上げる可能性があるという。
32歳の同選手は今季、32試合に出場。平均プレータイム24.5分間で、12.2得点、7.0リバウンドをマークしている。
