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クリーブランド・キャバリアーズは現地28日、本拠地でポートランド・トレイルブレイザーズに99対94で競り勝った。レブロン・ジェイムスは右手首のねんざで欠場したが、カイリー・アービングが自己最多の55得点と大暴れし、連勝を8に伸ばした。
前日のデトロイト・ピストンズ戦で38得点を挙げたアービングは、レブロンがベンチ最前列で見守るなか、圧巻のワンマンショーを披露。スリーポイントシュートはチーム新記録となる11本を成功、フリースローは全10本をパーフェクトに決め、キャブスのラスト28得点のうち24得点を1人で挙げてみせた。
94対94の同点で迎えた第4Q残り6.4秒には、勝ち越しのスリーポイントシュートに成功。続くブレイザーズの攻撃で、デイミアン・リラードが外したスリーポイントシュートのリバウンドを確保すると、観客からは「M-V-P」の大合唱が沸き起こり、興奮したレブロンからは小躍りが飛び出した。アービングは、残り2.1秒にフリースロー2本をきっちり沈め、勝負を決めた。
アービングは、2001年1月6日にアレン・アイバーソンが記録したクイックン・ローンズ・アリーナの最多得点記録を塗り替えた。また、ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンとミネソタ・ティンバーウルブズのモー・ウィリアムスの52得点を抜き、今季のリーグ最高得点を更新した。
様々な記録を打ち立てたアービングだが「チーム全体の努力のたまもの」と謙遜し、チームメートの活躍を称えた。
ブレイザーズは、親指の手術を先送りにしプレーを続投することを決断したラマーカス・オルドリッジが38得点と活躍したが、ここ7戦で6敗目。リラードは19本中4本のフィールドゴール(FG)成功で14得点にとどまり、守備でもアービングの勢いを止めることができなかった。(STATS-AP)
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