コービーが右肩の回旋筋腱板断裂の再建手術、復帰に9カ月
2015-01-29
ロサンゼルス・レイカーズの絶対的エース、コービー・ブライアントが現地28日、ロサンゼルス市内の病院で右肩の手術を受け、今季残りのシーズンを欠場することが正式に決まった。
レイカーズは同日、コービーが2時間に及ぶ手術を受け、無事成功したと発表。全治9カ月の見通しで、同選手は来季の復帰を目指すだろうと明かした。スケジュール通りにいけば、2015-16シーズン開幕直前に復帰できると見られている。
執刀医は声明で「コービーは完治するだろう。全てが予定どおりに進めば、シーズン開幕に間に合うはずだ」と来季の復帰に太鼓判を押した。
今年8月に37歳を迎えるコービーは、来季にプロ20周年目を迎える。今季の年俸はリーグ最高額の2350万ドル（約27億7000万円）、来季は2500万ドル（約29億5000万円）となっている。
コービーは、先週のニューオーリンズ・ペリカンズ戦で右肩の回旋筋腱板を断裂。2012-13シーズン終盤にアキレス腱断裂、昨シーズンは左膝付近の骨折と、3季連続で早々に戦列を離れることとなった。
今季は35試合に出場し、平均22.3得点、5.7リバウンド、5.6アシストをマークしたが、フィールドゴール（FG）成功率は37.3％と自己ワースト。それでも、通算得点ではマイケル・ジョーダン氏を抜き、歴代3位のスコアラーとなった。この数シーズンはケガに泣かされているものの人気は衰えることを知らず、今月には通算17回目となるオールスター選出を果たした。（STATS-AP）
