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ロサンゼルス・レイカーズは現地26日、コービー・ブライアントが負傷した右肩の修復手術を28日に受けると発表した。チームの絶対的エースの19年目のシーズンは、これで終了となる可能性がある。
コービーは、先週のニューオーリンズ・ペリカンズ戦でダンクシュートした際に右肩の回旋筋腱板を断裂。復帰時期は術後に発表される予定だが、レイカーズのバイロン・スコットHCは、残りのシーズンを歴代3位のスコアラー不在で戦い抜く覚悟を決めているようだ。
26日の全体練習の後でスコットHCは、エースの今季中の復帰について“コービーは恐らくプレーしないだろう”とコメント。「チームの誰もが、彼がいかにタフかを分かっている。彼はケガに屈しない頑張り屋だ。我々は彼が早く戻ってこれるように祈っている」と語った。
レイカーズの5度のリーグ優勝に貢献したコービーは、3シーズン連続で大けがに見舞われており、2012−2013シーズンはアキレス腱断裂でシーズン終了となりプレーオフを全休。2013−14は左膝付近の骨を骨折し、わずか6試合の出場にとどまった。
今シーズンは慎重にコンディションを管理し、先月は8試合を欠場、プレー時間も制限してきたが、それでも19シーズン酷使し続けた体のあちこちに痛みを抱えていた。
今季のコービーは、平均22.3得点、5.7リバウンド、5.6アシストをマーク。先週には通算17度目のオールスターに選ばれていた。
チームメートのカルロス・ブーザーは、コービーの離脱に落胆しながらも「コービーは戦士だ。彼は強いから、これまでのようにリハビリに果敢に取り組むだろう」とエールを送った。(STATS-AP)