レブロン、監督を押しのけた事情を説明「“T”から守っただけ」
2015-01-15
クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムスが、復帰戦となった現地13日のフェニックス・サンズ戦でデビッド・ブラットHCを押しのけたことについて、監督をテクニカルファウルから守ろうとしただけと説明した。
問題となったのは、100対107で敗れたサンズ戦の前半に、レブロンがオフェンスファウルをコールされた後に起こった出来事。レブロンは、審判のコールに激しく抗議するブラットHCをベンチに押し戻した。
レブロンは試合後のインタビューで「審判の1人のエリック・ルイスに向かって話していたら、ブラットHCもジャッジに対して少しヒートアップしてきた。だから彼をどけて“T（テクニカルファウル）”をもらわないようにしてあげたんだ。ただコーチを守っただけだよ」と事情を説明した。
またブラットHCも「彼（レブロン）は、私がテクニカルファウルをコールされないよう守っただけ」とレブロン同様の説明をした。
サンズに敗れたキャブスは6連敗となり、最近の10戦で9敗目を喫した。レブロンが故障で2週間離脱している間に1勝7敗と大きく負け越し、シーズン成績はこれで19勝20敗と勝率5割をついに下回った。このようにチームの状況が良くないことが、今回の出来事が注目を浴びる要因となった。
キャブスは、15日のロサンゼルス・レイカーズ戦で連敗脱出を目指す。（STATS-AP）
