バックスがJ.キッドHCの元同僚、K.マーティンと10日間契約
2015-01-10
ミルウォーキー・バックスは現地9日、人手不足のフロントコートを補強するため、37歳のベテランフォワード、ケニオン・マーティンと10日間契約を結んだ。またチームは同日、マーティンの枠を確保するため、ガードのネイト・ウォルタースの解雇を発表した。
2000年ドラフト全体1位指名のマーティンは、プロ通算14シーズンの成績が平均12.5得点、6.9リバウンド。昨季はニューヨーク・ニックスで32試合に出場し、その後、フリーエージェントになっていた。
現バックスのジェイソン・キッドHCとは、ニュージャージ・ネッツ（現ブルックリン・ネッツ）時代のチームメートで、2002年と2003年には共にNBAファイナルに進出。キッドHCの現役最後のシーズンとなった2012−2013シーズンも、ニューヨーク・ニックスでチームメートだった。
マーティンは自身のツイッターを更新し「コートに戻ることができ興奮している。このチャンスを与えてくれたバックスに感謝したい」とコメントした。
キッドHCは、元同僚について、ベテランの存在が若手中心のチームにとって財産になるとし、「彼は非常に頭のいいプレーヤー。我々がやろうとしていることを理解するのに時間はかからないだろう」と語った。
バックスは、新人王候補だったジャバリ・パーカーが先月、左膝に重傷を負い、今季終了。フォワードのアーサン・イリヤソバは脳しんとうから回復途上、センターのラリー・サンダースは個人的な理由で欠場中とフロントコートが手薄のため、マーティンはすぐにプレー時間を確保するとみられる。
バックスは、就任1年目のキッドHCの下、シーズン成績19勝18敗と予想外の健闘を見せており、すでに昨季の勝ち星を4つ上回っている。（STATS-AP）
