D.ハワードが終盤に攻守で圧倒、ロケッツがレブロン不在のキャブス下す
ヒューストン・ロケッツは現地7日、敵地でクリーブランド・キャバリアーズに105対93で勝利。ドワイト・ハワードは、この試合でマークしたリバウンド19本のうち8本を第4Qに集中し、ジェイムス・ハーデンが21得点をマークした。
最初の3Qは点差の開かない互角の勝負だったが、74対73のキャブス1点リードで迎えた第4Qに試合が動いた。ロケッツは序盤から15対5のランを展開。一気に2桁リードを奪い、キャブスに最近9試合で7つ目の黒星をつけた。コーリー・ブリュワーが、スリーポイントシュート2本を決めるなど立て続けに8得点を稼ぎ、猛攻の中心となった。
しかし、試合を最も大きく動かしたのはハワードだった。ロケッツのケビン・マクヘイルHCは「ハワードが全てのリバウンドを拾ったことで試合がガラッと変わった」と大黒柱のパフォーマンスを称賛。ハワードは第4Q、ビッグマンが手薄なキャブスを攻守ともに圧倒。オフェンスでは、この日マークした17得点のうち9得点を挙げる活躍を見せた。
一方、レブロン・ジェイムスが6試合連続で欠場のキャブスは、カイリー・アービングが今季最多の38得点、ケビン・ラブが17得点、16リバウンドをマーク。しかしこの敗戦により、ホーム4連敗となった。
今週のトレードでイマン・シャンパートとともにニューヨーク・ニックスから移籍したJR・スミスは、キャブスデビューを果たしたが、19分間プレーし無得点に終わった。
キャブスは、次の対戦から西海岸でのロード5連戦に突入する。今季レブロン不在の試合は1勝6敗と大きく負け越しているだけに、早い復帰が待たれるところだ。レブロンは「遠征中に試合に出場する可能性はある」とコメントした。（STATS-AP）
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