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クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムスは現地25日、昨季まで4シーズン在籍したヒートの本拠地マイアミで、声援とブーイングの入り交じる歓迎を受けた。
レブロンは試合前のウォームアップに登場するとブーイング、先発メンバーの紹介では声援とブーイングが半々、そしてターンーオーバーを喫すると皮肉のこもった声援を受けた。しかし最初のタイムアウトで、スクリーンに4回のファイナル出場、2回の制覇の軌跡が映し出されると、スタンディング・オベーションが起き、レブロンも観衆に手を振った。最初にキャバリアーズからヒートに移籍し、クリブーランドで初めてプレーしたときとは異なり、敵意を向けられることはあまりなかった。
レブロンは試合前のインタビューで「ここにいた時は、この町にこれ以上ないくらいあらゆるものを捧げた。町に対してもチームに対しても侮辱的なことはしなかった。ここにはたくさんの思い出がある」と感慨深げに語り、「チームメートとともにここで創り上げたものは、永遠に残る」と胸を張っていた。
試合前には親友のドウェイン・ウェイドらヒートの選手と抱擁し、ベンチを指差して自分の胸を軽く叩く仕草も見せたレブロン。元チームメイトたちと良好な繋がりを維持していることは、「ロッカールームで関係作りができたことを示している」と語っている。(STATS-AP)