グリズリーズ、トリプルオーバータイムでスパーズ下し6連勝
メンフィス・グリズリーズは現地17日、3度のオーバータイムの末、敵地でサンアントニオ・スパーズを117対116で下し、6連勝。26得点をマークしたマーク・ガソルが、第4Q終了のブザーと同時に、延長戦に持ち込む起死回生のスリーポイントシュートを決める活躍を見せた。
前日に16連勝中のゴールデンステイト・ウォリアーズを撃破したグリズリーズは、連戦の疲れも見せず前半に23点リードを奪ったが、後半に逆転を許すと、同点で迎えた第4Q残り2.5秒にダニー・グリーンにスリーポイントシュートを決められ、89対92の大ピンチを迎える。しかし、ガソルがスリーポイントラインの1メートル以上後ろから、チームを救うロングシュートを決め、オーバータイムに突入した。
ガソルは、1度目のオーバータイムでも、残り9秒にダブルオーバータイムに持ち込むレイアップシュートに成功。ダブルオーバータイムでは、グリズリーズの勝利で決着がつくかと思われたが、スパーズのティム・ダンカンが終了直前に放ったシュートが、リムの上で3度バウンドした後、リングに吸い込まれ、またも勝敗がつかず。
3度目のオーバータイムは、グリズリーズ1点リードで迎えた試合終了間際、マヌ・ジノビリが逆転を狙ったシュートを放つも、これが決まらず。サウスウェスト地区のライバル対決にようやく決着がついた。
グリズリーズは、ザック・ランドルフが21得点、21リバウンド、ビンス・カーターがシーズンハイの18得点をマーク。これまで10連敗を喫していたAT&Tセンターで、2011年のプレーオフ以来、久々の勝利を手にした。
スパーズは、グリーンが25得点をマーク。ティム・ダンカンは、23得点、16リバウンドを記録し、トリプルオーバータイムに持ち越すシュートも決めたが、フリースローが15本中5本の成功と絶不調だった。トニー・パーカーとクワイ・レナードは故障で欠場した。（STATS-AP）
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