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サクラメント・キングスの筆頭オーナー、ビベック・ラナディベー氏が、現地15日に解任されたマイク・マローン前HCの後任に、バルセロナ五輪の“ドリームチーム”のメンバーであるクリス・マリン氏の起用を真剣に検討していることが、リーグ関係者の話で分かった。
米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』が現地16日に伝えたもので、あるNBAチームのGMは15日、同サイトに対し、現在キングスのアドバイザーを務めるマリン氏が決断さえすれば、監督のポジションは彼のものになると語った。
同サイトによると、しばらくはアシスタントコーチのタイロン・コービン氏が暫定HCを務める見通しだが、シーズン中に正HCに昇進する可能性もある。また、キングスのピート・ダレッサンドロGMと昔から強いつながりがある、元デンバー・ナゲッツHCのジョージ・カール氏が、マローン前HC解任から数時間後には監督職をめぐり売り込みを始めたとのこと。
ラナディベー氏は、かつて小口オーナーだったゴールデンステイト・ウォリアーズが今季、監督歴1年目のスティーブ・カーHCの下、大成功を収めていることに刺激を受けている。もし殿堂入りを果たしているマリン氏がキングスの監督に決まれば、カーHC同様、選手とGMの経験を持つヘッドコーチとなる。
マリン氏本人は、ヘッドコーチ就任について現時点では消極的だという。