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サクラメント・キングスは現地15日、監督就任2年目のマイク・マローンHCを解任した。16日のオクラホママシティ・サンダー戦からは、アシスタントコーチのタイロン・コービン氏が暫定的に指揮をとる。
マローンHCは2013年6月、当時、球団のオーナーになったばかりのビベック・ラナディベー氏により監督に抜擢された。就任1年目の昨季は、シーズン成績28勝54敗で、8シーズン連続でプレーオフ出場を逃す結果に終わった。巻き返しを図った今季は、開幕からの14戦で9勝と好調な滑り出しを見せたが、スターセンターのデマーカス・カズンズがウイルス性髄膜炎で戦列を離れて以降スランプに陥り、現在11勝13敗でウェスタン・カンファレンス10位タイのプレーオフ圏外に落ち込んでいる。
キングスのピート・ダレッサンドロGMは、開幕からわずか24試合でマローンHCを解任した理由について、成績不振が原因ではなく、チームのプレースタイルに関しての方向性の違いによるものと説明。「勝ち負けの話ではない。私は成績についてはそれほど気にしていない。チームとして、どうなりたいのか、どんなアイデンティティーを持ちたいのか、それが問題なのだ」と説明した。
またダレッサンドロGMは、マローンHCを「一流の守備型コーチ」と称する一方で、チームを次のレベルに導いてくれるコーチを迎える変革のときが来たとコメント。2000年代初めに球団を成功に導いた、より自由なオフェンススタイルを目指したいと今後の展望を語っている。(STATS-AP)