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今季全敗中のフィラデルフィア・セブンティシクサーズは現地3日、敵地ミネアポリスでミネソタ・ティンバーウルブズを85対77で下し、開幕からの連敗を17でストップ。今季初白星を挙げ、リーグ史上ワーストタイ記録となる開幕18連敗を回避した。
シクサーズの開幕連敗リーグワーストタイ記録がかかった試合は、両チームが攻める方向を間違い、第1Q開始16秒でジャンプボールから試合を仕切り直すという“珍事”から始まった。シクサーズは、リーグで最も守備が甘いウルブズを相手に、フィールドゴール成功率わずか39%、ターンオーバーも19回とミスを連発。第2Qはチーム全体で9得点と苦戦しながらも、接戦で迎えた第4Q終盤にK.J.マクダニエルズとロバート・コビントンが要所でスリーポイントシュートを決め、大きな初勝利をもぎ取った。
シクサーズは、マイケル・カーター・ウィリアムスが20得点、9リバウンド、9アシストとトリプルダブル級の活躍、コビントンが17得点をマーク。長いトンネルからようやく脱出し、2009-10シーズンにニュージャージ・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)が記録した、リーグワーストの開幕18連敗に並ならぶことを回避した。
故障で主力が相次いで離脱しているウルブズは、ゴルグイ・ディエンが15得点、16リバウンドのダブルダブルと奮起。しかしチームは、フィールドゴール(FG)成功率がシクサーズを下回る35.7%、19ターンオーバーも記録し、ここ13戦で11敗目を喫した。シーズン成績は4勝13敗。(STATS-AP)
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