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フィラデルフィア・セブンティシクサーズは現地29日、ホームで行われたダラス・マーベリックス戦で103対110で敗れ、開幕からの連敗では球団ワースト記録更新の16連敗(0勝16敗)を喫した。
シクサーズは、マイケル・カーター・ウィリアムスが18得点、16アシスト、10リバウンドでトリプルダブルをマーク。しかしチームは、1シーズン82試合でリーグ史上最少勝利数の9勝73敗で終わった1972-73シーズンの開幕15連敗を上回る、開幕16連敗を喫した。開幕16連敗以上を喫したのはシクサーズがNBA史上5チーム目で、これまで1994-95シーズンのロサンゼルス・クリッパーズ(0勝16敗)、1998-99シーズンのクリッパーズ(0勝17敗)、1988-89シーズンのマイアミ・ヒート(0勝17敗)、2009-10シーズンのニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ、0勝18敗)が記録している。
シクサーズは、12月1日の昨季王者サンアントニオ・スパーズ戦、3日のミネソタ・ウルブズ戦を続けて落とすようなことがあれば、開幕連敗のリーグワーストタイ記録となる可能性がある。さらに5日のオクラホマシティ・サンダー戦にも敗れれば、歴代ワースト記録をマークすることになる。
一方、勝利したマブスは、タイソン・チャンドラーが20得点、13リバウンド、モンテ・エリスが18得点と活躍し、3連勝でシーズン成績13勝5敗。過去4戦のスリーポイントシュート成功数が27本中4本とスランプ気味のダーク・ノビツキーには、リック・カーライルHCから休養が与えられ、この試合を欠場した。
13日の対戦ではシクサーズに今季ワーストとなる53点差の黒星を献上したマブスだが、この試合は点差が開かない展開となり、わずか4点リードで第4Qに突入。最初に6点を連取し、残り9分に96対86と2桁リードを奪った後は、最後まで相手を4点差以内に寄せ付けず逃げ切った。(STATS-AP)
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