ナッシュ離脱のレイカーズ、ディスエイブルドプレーヤー条項承認
2014-11-26
背中の故障によりシーズン全休となっているスティーブ・ナッシュの代替選手を獲得するため、ロサンゼルス・レイカーズに対し、485万ドル（約5億7000万円）のディスエイブルドプレーヤー例外条項（故障者例外条項）の適用が認められたことが分かった。リーグ関係者の話として米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトが報じている。
故障者が相次ぎ、目下3勝11敗と低迷するレイカーズは、ディスエイブルドプレーヤー例外条項を利用することで、サラリーキャップを越えていても、契約かトレードにより代替選手を獲得することが可能となる。
脚の骨折で同じくシーズン終了となったルーキー、ジュリアス・ランドルに替わる選手を獲得するため、リーグはすでに、レイカーズに対し150万ドル（約1億8000万円）の同例外条項の適用を認めていた。
2つの例外条項はともに3月10日が期限となる。また2つを合わせて利用することはできない。
ナッシュは、レイカーズに移籍して以降、ケガに悩まされ、この2シーズンあまりの試合出場数はわずか65試合。引退は表明していないが、年俸970万ドル（約11億4000万円）の今季が契約の最終年となっており、トレードの駒として使われる可能性もある。
