Not Found
ヒューストン・ロケッツのケビン・マクヘイルHCは現地22日、ダラス・マーベリックス戦前の会見で、センターのドワイト・ハワードが痛めている右膝の治療として多血小板血漿(PRP)注入療法を受け、現時点で復帰時期が未定であると述べた。米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトが伝えている。
ハワードは、19日のロサンゼルス・レイカーズ戦の試合開始直前に、急きょ出場を取りやめ。翌20日、2013年にレイカーズのコービー・ブライアントも受けた最先端の再生医療であるPRP注入療法を受けたという。
PRP注入療法とは、患者本人から採血した血液を遠心分離器に掛け、血小板を多く含んだ部分を摂取し、それを治療の対象となる部位に注射することで損傷した組織の回復を促す治療法。通常は長期治療として行われる。
ロケッツの地元紙『ヒューストン・クロニクル』によると、ハワードは21日、調子がだいぶ良くなったとし、注射を打つ必要があったが、コートに戻るためならどんなことでもやると語ったという。
オールスター8回出場のハワードは、開幕10試合で平均18.8得点、11.3リバウンド、3.2ブロックをマーク。ハワードの代役はドラフト外ルーキーのタリク・ブラックが務める見通しとなっている。