右脚骨折のペイサーズP.ジョージ、来週からコート練習に復帰の可能性
2014-11-22
現地21日、今年8月に右脚骨折の重傷を負ったインディアナ・ペイサーズのスター、ポール・ジョージが順調に回復しており、早ければ来週からコートで練習を再開できる見通しとなった。
ジョージは、8月1日の米国代表の公開練習試合中に右脚を2個所骨折し、当日夜に手術を受けた。8月中旬は松葉杖姿だったが、9月29日のメディアデーには足を引きずりながらも歩けるまでに回復。程なくしてシュート練習を開始し、先ごろ水中トレッドミルでのトレーニング許可が下りた。現在は、制限つきのメニューながらコートでの練習復帰にゴーサインが出るのを待っている。
オールスター2回出場のジョージは21日、「いちばんつらいことは、自分の仕事ができないこと、つまりバスケットボールがプレーできないこと」とコメント。「今季中に復帰することが目標だ。我々はいいチーム。コートに戻って、自分の力でこのチームをどうにか助けたい」と4月より前の復帰に意欲を見せている。
しかし現状は、いまだ走ることができず、シーズン全休が濃厚。フランク・ボーゲルHCも今季中の復帰は難しいという見方で、リハビリを急ぐ必要はないとしている。
2年連続イースタン・カンファレンス決勝出場のペイサーズでは、ジョージ以外にも、ジョージ・ヒル（左膝打撲）とデイビッド・ウェスト（右足首ねんざ）の両先発が開幕12試合を欠場中。ここまでシーズン成績は5勝7敗と苦戦している。ボーゲルHCによると、ヒルは最低でも12月上旬までは復帰できないものの、ウェストは、11月26日の敵地でのサンアントニオ・スパーズ戦以降に、復帰する可能性があるとのこと。（STATS-AP）
