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現地19日に行われたサンアントニオ・スパーズ対クリーブランドキャバリアーズ戦は、ティム・ダンカンとボリス・ディーオウがともに19得点をマークし、昨季王者のスパーズが92対90でレブロン・ジェイムス擁するキャブスに競り勝った。スパーズは同カードの連勝を10に伸ばし、シーズ成績を7勝4敗にした。
昨季NBAファイナルでスパーズがマイアミ・ヒートを下して以来初めて、スパーズとレブロンが顔を合わせた一戦。スパーズは、一進一退の攻防が続く試合終盤、マヌ・ジノビリが残り18秒に91対88の3点リードとするレイアップシュートに成功。91対90の1点リードで迎えた残り9秒には、ジノビリがフリースロー1本沈めて92対90とした。
タイムアウトが残っていなかったキャブスは、レブロンがドリブルでフロントコートへ急いだが、ジノビリの守備をかわそうとしてボールを失い、残り1.9秒に痛恨のターンオーバー。そのまま、スパーズが逃げ切った。
キャブスはアンダーソン・バレジャオが23得点、カイリー・アービングが20得点をマーク。レブロンは17本中わずか6本のフィールドゴール(FG)成功で15得点、ケビン・ラブも12本中4本のFG成功で10得点と低調だった。
レブロンは最後のターンオーバーについて「ビハインドザバックでドリブルしてボールを失ってしまった。そういうことも時にはある」とコメント。ここまで期待通りに勝ち星を重ねることができず、シーズン成績5勝5敗と貯金ゼロに戻ってしまったが、チームの成長を感じたとし「負けるのは嫌いだが、今日のゲームで自分たちが進歩したことはうれしい」と前向きに語った。(STATS-AP)
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