レブロン、移籍後初のスパーズ戦へ「ライバルとみなしていない」
2014-11-19
スパーズについて、ライバルとして見てはいないと語ったレブロン（Getty Images）
クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムスは現地18日、過去3度NBAファイナルで顔を合わせているサンアントニオ・スパーズについて、個人的な敵意はなく、ライバルとして見てはいないと語った。
レブロンは、11シーズンのキャリアでスパーズとNBAファイナルで3度対戦し、対戦成績は1勝2敗。キャブスを球団史上唯一のNBAファイナルに導いた2007年は4戦全敗とスイープを喫し、2013年にマイアミ・ヒートでリベンジを果たしたものの、昨季は平均18点差以上をつけられて第5戦で敗れ、ヒートでの3連覇を逃していた。
オフにキャブスへ復帰したレブロンは19日、昨季NBAファイナルで敗れて以来初めてスパーズと対戦する。18日の練習後に取材に応じ、スパーズが自分を形成してくれたと考えているとし「ライバル関係という感じではない」とコメント。「お互いに尊敬し合う関係だと思う。彼らの存在は確実に、自分の成長を促した。自分も彼らを突き動かしていたのならうれしい」と語った。
今季のキャブスは、レブロン、カイリー・アービング、ケビン・ラブの“ビッグスリー”を形成し、下馬評では、一躍優勝候補の一角に浮上。しかし、現在はチームを構築している段階で、目下シーズン成績5勝4敗と足踏み状態。17日には4連敗中と低迷しているデンバー・ナゲッツに106対97で敗れた。
レブロンは、スパーズ戦への準備ができていなければ、痛い目に遭うとチームに警告。「精神的に集中できていなければ、彼らはすかさず我々を窮地に追いやるだろう」と気を引き締めている。（STATS-AP）
