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現地11日に行われたサクラメント・キングス対ダラス・マーベリックス戦は、24点ビハインドの劣勢をひっくり返したマブスが、106対98でキングスに大逆転勝利。マブスの大黒柱ダークノビツキーは、通算得点数でアキーム・オラジュワンを抜き、NBA歴代9位に浮上した。
ドイツ出身の7フッター(身長213センチ)であるノビツキーは、この試合でチーム最多の23得点をマーク。通算得点が2万6953得点となり、ナイジェリア出身の元ヒューストン・ロケッツのスター、オラジュワン(通算2万6946得点)を7得点上回り、NBA歴代9位のスコアラーとなった。外国人選手としてはNBA歴代トップ。第4Q序盤にスリーポイントラインわずか内側から決めたジャンプシュートが記念すべき節目のシュートになっている。
マブスは、第1Qをフィールドゴール(FG)成功率24%に抑えられ、第2Q序盤に20対44の24点ビハインドを背負った。しかし、徐々に追い上げ、57対48と1桁差に迫って前半を終了。勢いに乗る第3Qには、モンテ・エリスがスリーポイントシュートのブザービーターを含む10得点を稼ぐなど、この試合初のリードを奪い、あとは最後まで流れを離さなかった。
エリスは16得点をマーク。過去2試合のFG成功が20本中2本、スリーポイントシュートは過去3試合で全11本失敗とスランプに陥っていたチャンドラー・パーソンズは、11本中5本の長距離砲を決め19得点で勝利に貢献した。タイソン・チャンドラーは14得点、11リバウンドで3試合連続のダブルダブルを記録した。
マブスは、ホームでの同カードの連勝を21に伸ばし、シーズン成績を5勝3敗としている。
キングスは、ルディ・ゲイが26得点、ラマン・セッションズが18得点、デマーカス・カズンズが16得点、11リバウンド、5アシストをマーク。序盤に大量リードを奪ったが、第2Q中盤から第3Q終わりまでの得点を58対28と圧倒され、2003年2月27日以来のマブスからの勝利は幻となった。シーズン成績は5勝3敗。(STATS-AP)
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