K.レナードが結膜炎押して26得点 スパーズがクリッパーズに逆転勝利
2014-11-11
現地10日に行われたサンアントニオ・スパーズ対ロサンゼルス・クリッパーズの一戦は、終盤に怒とうのスパートを仕掛けたスパーズが89対85で逆転勝利を収めた。ロード初白星で連敗を2で止め、シーズン成績を3勝3敗の五分に戻している。
第4Q残り6分弱に7点ビハインドを負っていたスパーズは、大黒柱ティム・ダンカンの6点連取を皮切りに14対3の猛追を展開。クワイ・レナードのレイアップシュートで残り1分44秒に、この試合初めてのリードを奪うと、あとは最後までクリッパーズに逆転を許さなかった。
レナードは、結膜炎で片目が見えづらい状態ながら、キャリアハイに並ぶ26得点をマーク。さらに10リバウンドも記録し、チームをけん引した。ダンカンは18得点、11リバウンド、トニー・パーカーはこの試合でマークした13得点のうち9得点を正念場の第4Qに挙げる活躍を見せた。
この勝利で、ダンカン、パーカー、マヌ・ジノビリはトリオとして通算500勝に到達。これは歴代2位の記録で、ボストン・セルティックスのトリオ（ラリー・バード、ケビン・マクヘイル、ロバート・パリッシュ）の通算540勝が歴代最多記録となっている。
クリッパーズは、ブレイク・グリフィンが23得点、10リバウンドでチームをけん引。しかし終盤の勝負どころで2回連続ターンオーバーを犯し、結果的にスパーズにこの日初めてリードを許してしまった。JJ・レディックが13得点、クリス・ポールは12得点、10リバウンド、9アシストと、あと一歩で今季2度目のトリプルダブルという活躍を見せた。シーズン成績は4勝3敗。（STATS-AP）
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