クリッパーズ、ブレイザーズの追い上げかわし今季4勝目
ロサンゼルス・クリッパーズは現地8日、ポートランド・トレイルブレイザーズに106対102で粘り勝ち。シーズン成績を4勝2敗とした。
同地区ライバルのゴールデンステイト・ウォリアーズ戦では17点の大差で敗れるなど、開幕からの5試合で精彩を欠いていたクリッパーズは、オフェンス、ディフェンス、勢いとようやくすべてがかみ合った。前半を53対62のビハインドで折り返したものの、第3Qに追い上げ、79対79の同点で第4Qへ突入。ブレイク・グリフィンとJJ・レディックが、第4Q明けに2人合わせて15得点を稼ぐなど、中盤に96対88とリードを奪った。
ブレイザーズは、デイミアン・リラードが第4Q終盤に1人で9得点をマークし、残り約1分にクリッパーズに102対100と2点差に詰め寄ったが、クリス・ポールも負けじと同じスパンに8得点をマーク。104対100と4点差にして僅かなリードを死守した。
ここまで不発だったレディックが30得点でスランプを脱出、体調不良を押してプレーを続投したグリフィンが23得点をマークした。ポールが22得点、11アシスト、ジャマール・クロフォードは今季初の先発出場で20得点をマークした。
14リバウンドで貢献したデアンドレ・ジョーダンは「自分たちは、昨シーズンに何かで勝利したかのように今季を迎えていた。だが、ほかのチームは悔しい思いをぶつけるようにプレーしていたんだ」と語り、勢いに乗れなかった開幕5試合を振り返った。
ブレイザーズは、デイミアン・リラードが25得点、ラマーカス・オルドリッジが21得点、10リバウンド、ロビン・ロペスは、この日マークした19得点中17得点を前半にマークし好スタートに貢献した。シーズン成績は3勝3敗の五分となった。（STATS-AP）
●試合結果データはこちらから＞＞
●試合結果一覧はこちら＞＞
