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現地5日のユタ・ジャズ戦でゴードン・ヘイワードにブザービーターを決められ、100対102で敗れたクリーブランド・キャバリアーズ。オフの大補強にも関わらず今季1勝3敗と効果の出ない状況だが、レブロン・ジェイムスは先を見据えている。
レブロン、カイリー・アービング、ケビン・ラブの新ビッグスリーを結成し、一躍優勝候補に挙げられるようになったキャブスだが、ジャズ戦で稼いだアシストはチーム全体でわずかに6。STATS LLC社の統計によると、これは1985-86シーズン以来、1試合で100得点以上をマークしたチームとしては、最低の記録だという。
ジャズ戦でそのうち4アシストをマークしたレブロンは「6アシストだなんて、こんな試合をしていたらバスケットボールではまず勝てない。これじゃ勝てるわけはない。互いに助け合い、こんなことにならないよう、方法を考えなきゃならない」と危機感を募らせた。
レブロンは自分の力でチームを牽引するか、失敗を通じて仲間を成長させるという長期的視野に立つか、決めかねているようだ。これまでのやり方を通せば解決は簡単かもしれないが、レブロンは「ローマは一日にして成らずだ」ともコメント。「チームメイトをどう巻き込んでいくか、その方法をまだ模索している。バスケットボールは1人や2人、あるいは3人だけでするものではないからね。チーム一丸となる必要がある」と、キャブスの将来を考えた場合、成長を促すための失敗ならそれを受け入れたいとしている。(STATS-AP)