復調のD.リラードが27得点、ブレイザーズがキャブスを撃破
現地4日に行われたクリーブランド・キャバリアーズ対ポートランド・トレイルブレイザーズの一戦は、スランプから抜け出したデイミアン・リラードがチーム最多の27得点をマークし、ブレイザーズが101対82で勝利した。ブレイザーズは、連敗を2で止め、シーズン成績を2勝2敗のイーブンに戻した。
ブレイザーズは、開幕3試合のフィールドゴール（FG）成功が41本中11本で平均13.7得点と低調だったリラードが、腹部の筋肉に故障を抱えながらも、前半だけで15得点をマーク。その復調したリラードのスリーポイントシュートとフリースロー2本で、55対50と5点リードを奪ってハーフタイムを迎えた。
第3Qにラマーカス・オルドリッジのレイアップシュートで67対54と点差を広げ、76対69とリードのまま第4Qに突入。第4Q残り約4分にウェズリー・マシューズが決めたスリーポイントシュートで92対74とし、波に乗れないキャブスを18点差に突き放した。
マシューズは21得点、オルドリッジは16得点をマークした。
前回の試合が10月31日のシカゴ・ブルズ戦で中3日とブランクが空いたキャブスは、序盤以降リズムをつかむことができず、レブロン・ジェイムスが12本中4本のFG成功でわずか11得点、カイリー・アービングも17本中3本のFG成功で9得点と存在感を示せなかった。
オレゴン州育ちで、高校時代にポートランド近郊のレーク・オスウィーゴ高校でプレーしたケビン・ラブは、22得点、10リバウンドで3試合連続のダブルダブルを記録。しかし、味方の援護がなく、ウェスタン・カンファレンスのチームとのロード3連戦は黒星スタートとなった。シーズン成績は1勝2敗。（STATS-AP）
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