新加入のP.ガソルが21得点＆11リバウンド、ブルズがニックスに圧勝し開幕戦白星
現地29日、シカゴ・ブルズ対ニューヨーク・ニックスのレギュラーシーズン開幕戦が行われ、新加入のパウ・ガソルが21得点、11リバウンド、膝のケガから復帰したデリック・ローズが13得点をマークし、アウェイのブルズが104対80で圧勝。ニックスは、デレック・フィッシャー新HCの初陣を勝利で飾ることができず、黒星発進となった。
ブルズは、24対20の4点リードで迎えた第2Qにタージ・ギブソンが10得点。53対43とリードを拡大してハーフタイムを迎えた。後半は、ブルズが最大35点リードを奪うなど余裕の展開で試合を進め、ニックスは地元ファンから容赦ないブーイングを浴びることとなった。途中出場のタージ・ギブソンがチーム最多の22得点をマークしている。
2012年のプレーオフに左膝前十字じん帯断裂の重傷を負い同シーズンを全休、昨シーズンは11月に右膝の半月板を損傷してシーズン終了となったローズ。復帰戦となったこの日は、21分間のプレーにとどまり、フィールドゴール（FG）試投数はわずか7本、5アシストだった。ガソルは「チームには様々な武器があり、それが彼の負担をかなり軽減していると思う。得点を稼がなくなくてはというプレッシャーはないはずだ」とローズの成績について分析した。
ニックスでは、カーメロ・アンソニーが14得点をマーク。チーム全体のFG成功率が36.5％にとどまり大敗したことについて、「恥ずかしいかって？ いや、恥ずかしくはないよ。チームはよくなると信じている。それを分かっているし、また明日チャンスがある」と前向きに語った。
ニックスは30日、レブロン・ジェイムスが復帰したクリーブランド・キャバリアーズと敵地で対戦する。（STATS-AP）
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