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ロサンゼルス・レイカーズは現地29日、前日のヒューストン・ロケッツ戦とのレギュラーシーズン開幕戦で右脚を骨折した新人フォワードのジュリアス・ランドル(19)が手術を受け、シーズン全休の見通しであると発表した。
ケンタッキー大から2014年ドラフト全体7位指名でレイカーズに入団したランドルは、NBAデビュー戦となった28日のロケッツ戦第4Q残り6分46秒に相手選手と接触し、着地の際に右脚を負傷。担架で運ばれ、コートを後にした。
チームによると、ランドルは29日にロサンゼルス市内の病院で手術を受けた。完治はするものの、今シーズン中の復帰は絶望的とみられている。
ランドルは大学1年生の昨シーズン、ケンタッキー大のNCAAトーナメント決勝進出に貢献。1シーズンで平均15.0得点、10.4リバウンドをマークした。また得点とリバウンドのダブルダブルの回数では、全米トップと1年生のディビジョン記録で歴代2位となる24回を記録した。
ランドルの憧れのプレーヤーであり、自身も2度の大ケガを乗り越え今季復帰を果たしたレイカーズの絶対的エース、コービー・ブライアントは、「ベテランの自分にとってさえ、人がこのようなつらい経験をしているのを目にするのは胸が痛む。でも、だからこそ我々はここに存在する。チームメートとして、彼がつらい時を乗り越える助けとなるんだ」と、ランドルを思いやった。
レイカーズは、ランドルとスティーブ・ナッシュがでシーズン絶望となったが、他にもウェイン・エリントン、ライアン・ケリー、ニック・ヤングの3選手が開幕戦を欠場と、故障者が相次いでいる。ヤングは親指のじん帯の断裂手術を受け12月まで離脱の見込みだが、エリントンとケリーは間もなく復帰するとみられる。(STATS-AP)