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レイカーズが開幕戦でロケッツと対戦へ、B.スコットHC「低評価をバネに」
2014-10-28
コービー
負傷から復帰し、NBA19年目を迎えるレイカーズのコービー(Getty Images)

 ロサンゼルス・レイカーズは、現地28日のレギュラーシーズン開幕戦でヒューストン・ロケッツと対戦する。絶対的エースのコービー・ブライアントが故障明け、また、タレント不足でもあることから今季のチームへの期待値は極めて低いが、バイロン・スコットHCは低評価をバネにすると意欲をみせた。

 レイカーズは、コービーがアキレス腱とひざの故障で6試合の出場にとどまった昨季、球団史上ワーストの55敗を喫した。勝率は球団史上ワースト2位の32.9%でシーズンを終え、2004-05シーズン以来初めてプレーオフ進出を逃した。

 今季はコービーが復帰するものの、NBA19年目とキャリアの終盤を迎えており、40歳のナッシュは背中の負傷でシーズン全休が決定、チームの2連覇に貢献したパウ・ガソルはオフにシカゴ・ブルズに移籍した。シーズンが開幕する前から、レイカーズは球団史上2度目の2年連続プレーオフ不出場の瀬戸際に立たされているようにもみえる。

 今季から新たにチームの指揮をちる球団OBのスコットHCは、プレーオフを2年連続で逃した1974-75シーズン、75-76シーズンのニの鉄は踏まないとし、「多くの人が我々に低評価を下しているという事実は、いいことだと思う」と挑戦者としての立場を楽しんでいる。

 「闘志をさらに燃やすためのエネルギーになるからね。チームとして我々がどう見られているかを選手たちに話すときに、その話を使わせてもらうよ」と語った。

 とはいえ、レイカーズでは故障者が続出しており、ナッシュの他にも、昨季平均17.9得点のニック・ヤングが12月まで欠場。ライアン・ケリー(ハムストリング)、ゼイビア・ヘンリー(膝と背中)、ウェイン・エリントン(脳振とう)も開幕戦を欠場と、厳しい試合を強いられそうだ。(STATS-AP)

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