ウォリアーズのK.トンプソン、マックス契約を提示しない球団に不満
2014-10-27
現地26日、ゴールデンステイト・ウォリアーズのガード、クレイ・トンプソンが、球団からマックス契約（最高限度額契約）を提示されないことに不満を持っていることが明らかになった。米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』が伝えている。
ウォリアーズとトンプソンは現在契約延長について交渉中だが、情報筋によれば、選手側は年1500万ドル（約16億円）以上のマックス契約を要求。一方で球団側はマックス契約に近い額まではオファーを引き上げたものの、マックス契約は提示していないとのこと。
トンプソンは昨季1試合平均18.4得点、3.1リバウンド、2.2アシスト、2.8本の3ポイントシュート成功をマークし、守備面での貢献にも定評がある。また、今夏スペインで行なわれたFIBAバスケットボールW杯でも、アメリカ代表の金メダル獲得に貢献した。
トンプソンは24日、報道陣に対し「契約のことについては、プレーに影響が出てしまうから、心配しないようにしている。コートで自分の仕事を全うする。そうすれば問題は自然に解決されるだろう」とプレーに集中したいと語っていた。
なお、期限日である31日までに契約延長が合意に至らなかった場合、トンプソンは今季終了後に制限付きFAとなる。
