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ロサンゼルス・レイカーズのバイロン・スコットHCは現地24日、前日に発表されたスティーブ・ナッシュ(40)の全休について、チームでは話題にしていないとし、前に進むだけだと語った。
リーグ最年長のナッシュは、昨季も悩まされた背中の故障が再発。治療に専念するため、契約最終年の今季を全休することとなった。シーズンMVP2回の実績を誇る司令塔は、2012年にレイカーズに移籍して以降、ケガに泣かされ、過去2シーズンの出場がわずか65試合。パフォーマンスも低下し、チームに変化をもたらすような貢献はできていなかった。
ラスベガスでのプレシーズンゲーム最終戦の前に取材に応じたスコットHCは、ナッシュの全休について「我々は練習中にそのことに触れなかったし、一切話題にしていない。」とコメント。「選手たちはプロだから、これがNBAだと分かっている。励ましの言葉をかけたら、あとは前に進もうとするんだ」と語った。
ナッシュの離脱を受け、ジェレミー・リンが先発ポイントガードに起用される見通し。ベテラン控え選手のロニー・プライスのプレータイムも増えるとみられる。
スコットHCは、「チームには優秀なポイントガードが2人おり、大きな懸念はない」と強気の発言。「もう1人探す必要が出てくるかもしれないが、今のところロニーに大変満足しているし、ジェレミーもケガから復帰した」と、チームとして問題はないと繰り返した。(STATS-AP)