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ロサンゼルス・レイカーズは現地23日、ポイントガードのスティーブ・ナッシュ(40)が背中の怪我により、今季絶望となったことを発表した。
レイカーズによれば、ナッシュはこれから休養とリハビリに集中していくとのこと。同選手は今季が3年契約の最後のシーズンとなるが、チーム側はニュースリリースで引退の可能性などに言及しなかった。
昨季は神経根刺激に悩まされ、わずか15試合の出場となっていたナッシュだが、数カ月にわたるリハビリを終え、プレーメーカーとしてのスキルを披露しようと意気込んでいた。しかし、今月15日、鞄を運ぶ際に背中に痛みが走り、結局プレシーズンマッチ3試合に出場したのみとなっていた。
ナッシュは「今季はコートに立つことが最優先事項だった。それが叶わなくなり、非常に残念だ。コンディションを保とうと懸命に励んできたが、残念ながら今回のことで、フルコンディションでのプレーが難しくなってしまった」と落胆を語っている。
NBAの現役選手で最年長のナッシュだが、近年は怪我などに泣かされ、2012年に加入したレイカーズでは65試合の出場にとどまっている。同選手はトレーニングキャンプ中に、今季が最後のシーズンになるだろうと語っていたが、レギュラーシーズンの開幕まで1週間を切った段階で、今季絶望との判断が下ることになった。(STATS-AP)