D.ウェイドが終盤に奮起、ヒートがロケッツ下し3連勝
2014-10-22
マイアミ・ヒートは現地21日、ホームでヒューストン・ロケッツと対戦し、13点差をひっくり返して90対85で勝利。3連勝でプレシーズンゲームの成績を3勝4敗とした。
試合は、ロケッツが前半に13点リードを奪う好スタートを切るも、後半にヒートが反撃。ドウェイン・ウェイドが第4Q中盤の79対79の同点の場面で勝ち越しのスリーポイントシュートを沈め、あとは最後までロケッツに逆転を許さなかった。
ウェイドは、チーム最多の26得点、6アシストでチームをけん引。第4Q残り35.8秒にリードを5点に広げる貴重なジャンプシュートを決めるなど、チームのラスト5つのフィールドゴールに得点かアシストで絡む活躍を見せた。
クリス・ボッシュは、35分間出場し22得点をマーク。マリオ・チャルマーズが13得点をマークした。ロケッツが試合終盤に先発を温存する一方、ヒートは最後までスタメン中心で攻め、勝利をもぎ取った。つま先の故障により、いまだプレシーズンゲームへの出場がないジョシュ・マクロバーツは、この試合も引き続き欠場している。
エリック・スポールストラHCは、昨季と大幅に入れ替わったチームのローテーションについて「少しずつクリアになってきている」とコメント。「ジョシュが戻ってこないと決められない部分もあるが、あと1週間で決めるのが私の仕事だ」と新シーズン開幕を見据えている。
敗れたロケッツは、ドワイト・ハワードが今プレシーズンでは最長の28分間プレーし、19得点、9リバウンドをマーク。ジェイムス・ハーデンも19得点をマークした。ドナタス・モティエユナスがゲームハイの10リバウンドをマークするなど、リバウンド数では44対35とヒートを圧倒したが、一歩及ばなかった。（STATS-AP）
