ヒートがキャブスと対戦へ、レブロンよりもチーム再建に焦点
2014-10-11
キャブス戦を控えたヒートのウェイド（左）とボッシュ。（Getty Images）
マイアミ・ヒートは、現地11日にブラジルのリオデジャネイロで行われるプレシーズンゲームで、昨季までチームをけん引したレブロン・ジェイムスを擁するクリーブランド・キャバリアーズと対戦する。選手らは、レブロンとの対決よりも、チーム再建のプロセスをスピードアップすることに焦点を置いている。
ヒートの元“ビッグスリー”の1人、ドウェイン・ウェイドは、ヒート戦を翌日に控えた10日、レギュラーシーズン開幕前までに“やるべきことが山ほどある”とコメント。「毎日、学ぶ必要がある。我々よりも先を走っているチームがたくさんあるからね」と語った。
オフにレブロンが退団したヒートは、新たな13名の選手を迎え、今季のスタートを切った。リオデジャネイロでのキャブス戦はプレシーズン3戦目だが、ここまでニューオーリンズ・ペリカンズとオーランド・マジックに敗れ、いまだ白星がない。
ウェイドは「まだ10日間しかバスケットボールのフロアの上で一緒に時間を過ごしていないんだ。我慢が必要だし、それはプロセスだということを、みんなが理解しなくてはならない」と語った。
オフにヒートとの再契約にサインしたもう1人の元“ビッグスリー”のクリス・ボッシュも、互いの辛抱が必要だとし、ウェイドに同意。「今はまだ、お互いをよく知らない。でも、自分たちが向かっていく場所を楽しみにしている。みんな熱い選手たちで、ハードワークをいとわないグループだ」と述べ、キャブス戦はチームが成長するさらなるチャンスと意欲をみせた。（STATS-AP）
