ペイサーズ、F.ヴォーゲルHCと契約延長
2014-10-09
インディアナ・ペイサーズは現地8日、フランク・ヴォーゲルHC（41）と新たに複数年の契約を結んだことを発表した。契約の詳細は不明。
ペイサーズのラリー・バード球団社長は、今季が契約の最終年だったヴォーゲルHCと、
レギュラーシーズン開幕3週間前に延長契約を締結。同HCの去就に関する憶測が飛び交う余地を与えなかった。
バード球団社長はチームを通じて声明を発表し「フランクの契約延長を心からうれしく思う。彼は非常にすばらしい仕事をしており、今後も我々の関係が続き、目標達成のために力を合わせていくことを楽しみにしている」と述べた。
ヴォーゲルHCは2011年1月に、ジム・オブライエン元HCの解任を受け、暫定HCに抜擢。その後20勝18敗を挙げ、チームを2006年以来のプレーオフ進出に導いた。正HCに就任した2011-12シーズンには、レジー・ミラーが引退した2005年以来7年ぶりとなるイースタン・カンファレンス準決勝に進出、過去2シーズンはカンファレンス決勝に駒を進めている。
昨季は開幕から33勝8敗とリーグ制覇に向けて好調なスタートを切り、ヴォーゲルHCはオールスターゲームのイースタンチームの監督に初選出。しかし、後半は選手同士の内輪もめもあり23勝18敗と失速し、監督が適任かを疑問視する声さえも上がっていた。通算成績は147勝82敗。
ヴォーゲルHCは声明で「引き続きペイサーズのコーチを務めることができ、大変うれしく思う。この球団を代表して、チームを率いることは名誉。チャレンジを楽しみにしている」と語った。（STATS-AP）
