レブロン、古巣対決の指揮官に「昨夜眠れなかったのでは」
2014-10-06
クリーブランド・キャバリアーズは現地5日、デビッド・ブラットHCの古巣マッカビ・テルアビブ（イスラエル）とプレシーズンゲームを行ない、107対80で快勝した。
キャブスの新指揮官デビッド・ブラットHCは、昨季まで6年にわたりマッカビ・テルアビブで指揮を執り、チームを複数回の欧州王者に導いている。古巣との対決に同HCは「兄弟がいて、自分がほかのチームで働き、その兄弟を倒したくてたまらないとする。しかし、いざそうすると（悪い）気分だ。この試合において真の勝利は存在しなかった」と、古巣のチームメイトや関係者を「兄弟」と称し、長年ともに戦った仲間と対戦した心境を吐露した。
ブラットHCはまた「試合前にはナーバスになっていた。それは私がNBAで初めて指揮するからではない。友人たちを相手にすることになったからだ」と語っている。
背中の問題により、予防措置として前半のみの出場にとどまったレブロン・ジェイムスは「彼はとてもナーバスで、気持ちが高ぶっていたし、緊張もしていたが、それは当然のことだ。そのチーム（マッカビ・テルアビブ）や地域、街、国と非常に多くの結びつきがある。それだけでなく、初陣の相手が古巣だったんだ。昨夜はあまり眠れなかったんじゃないか」とブラットHCの心境に理解を示している。（STATS-AP）
