ラブ退団のウルブズ、新体制に自信 R.ルビオ「ステップアップしないと」
2014-10-01
今オフにK.ラブが退団したウルブズ。R.ルビオは「僕らがステップアップしないと」と新体制での躍進を誓った。（写真提供：Getty Images）
今オフにオールスターパワーフォワードのケビン・ラブを、トレードでクリーブランド・キャバリアーズへ放出したミネソタ・ティンバーウルブズが現地30日、トレーニングキャンプを開始。先発ポイントガードのリッキー・ルビオは、さらなるステップアップが必要とし、新体制となって迎えるシーズンに意気込みを示した。
これまで球団の顔だったラブは、8月23日に3チーム間トレードでキャブスへ移籍。ウルブズは、アンドリュー・ウィギンスとアンソニー・ベネットの過去2年間のドラフトの1位指名選手に加え、ベテランのタディアス・ヤングを獲得し、フレッシュなスタートを切ることとなった。
ルビオは「ウルブズは彼（ラブ）のチームだった。これからは僕らがステップアップしないといけない。（ケビン・マーティンと）僕が頑張って、過去10年のポジションよりも高いところへチームを導く必要がある。僕らはできるさ。みんなワクワクしていると思う」と語った。
ラブの後釜を務めるヤングは「26（得点）、12（リバウンド）の穴埋めをしようなどとは思わない」とコメント。「26-12をマークしても、今までプレーオフに出られなかったよね。自分は、ただ勝ちたいんだ。個人成績を残すためにここ来たんじゃない」と勝利への貢献に意欲を見せた。
フォワードのコーリー・ブリュワーは、デンバー・ナゲッツ時代を振り返り「デンバーのチームにいたときは、スーパースターが１人もいなかったのに第3シードを獲得した。スーパースターがいなければ競えないということはない」とし、ラブがいなくても戦えるということを証明できると自信を覗かせている。（STATS-AP）
