Not Found
アトランタ・ホークスは現地13日、球団幹部による一連の人種差別的発言について、チームの公式ページでファンとアトランタ市に対し謝罪した。
ホークスは前日12日、南スーダン出身のルオル・デン(マイアミ・ヒート)に関する人種差別的発言が明るみとなったダニー・フェリーGMの無期限休職を発表。7日には、筆頭オーナーのブルース・リーベンソン氏が、かつてフェリーGMと共同オーナーらに当てたメールの中で人種差別的な発言を用いたことを謝罪し、球団株式を売却することを発表している。
ホークスのスティーブ・クーニン最高経営責任者(CEO)は「深くお詫び申し上げます」から始まる謝罪文で、先週から発覚している不祥事により、ホークスの選手や従業員、ファン、アトランタの街を失望させてしまったと述べた。
また、チームの問題はフェリーGMの発言やリーベンソン氏のメールだけに限ったものではなく、人種差別的な表現はこれまでも組織内に存在したとコメント。「長年にわたり組織として、誤りを正してこなかった」と述べ、ホークスは“これまでの至らなかった点と失敗を認めなくてはいけない”と自らを戒めた。
クーニンCEOは、今回の事態を腹立たしく思うとともに、球団とアトランタの街に泥を塗ってしまったことに深い悲しみと罪の意識を感じていると現在の心境を吐露。今後は新たな役員を起用し、組織の体質改善に取り組んでいくと誓った。(STATS-AP)